みなさん、いかがお過ごしですか。
産まれました、7月4日に、おんぎゃーーー、と。
わが家族に3人目の子としてやってきたのは初の男の子です。
母子ともにすこぶる元気で、よかった、よかった。

その日の朝飯時「オシルシ」が出たと助産婦さんに電話すると「すぐ来てください。」
とのこと。パタパタと片付けをして、準備していたバッグを車に詰め込み、家を出たのが
8時ちょうど。これから何泊するかわからないけれど助産院に家族みんなでお世話になる。
美唄ICから札幌IC。途中 小2のお姉ちゃんが、わが家のオンボロ車のハンドルがガタガタ
するのを見て声を上げて笑っていた。チャイルドシートには2歳の妹、一緒になってニコ
ニコしていた。「車の中では出てこなかったね。」と、助産院に着いたのは8時50分。
助産院といっても2LDKほどのマンションの一戸、分娩台もベッドもなし。母親が自由な場所で自然なスタイルで出産する。

自然なお産。本来、母親が持っているすばらしい力。それを発揮するため、母ちゃんは日々食に気をつけ、前日まで外出しては歩き回り、家事をしながらスクワットをし、夜な夜な
起きては半身浴をしてきた。それでも妊婦検診に行くたび、助産婦さんの真剣なあったかい檄が飛んだ。すべては産まれてくる子に現れるからだ。

着くと、すでにカーテンが閉められ薄暗い中、助産婦さんに診てもらい、母ちゃんは陣痛の間隔が短くなってきたと歩き回る。そのうち茶の間にある大きな円卓の端をつかみ、ウーンウーンとうなりながら立ち膝の状態になった。助産婦さんは、お香を焚き、手際よく支度しながら様子を見ている。父ちゃんは、たまに腰をさすりながら「がんばれ、がんばれ」。
お姉ちゃんは、円卓がひっくり返らないように対面の卓上に座りながら「ママ、がんばれ、がんばれ」。2歳児は父ちゃんにしがみつきながら「まーま、がんばえ、がんばえ」。
ウン、ウーーーン、と息みが激しくなるうち母ちゃんが声を出した「あたま!」。
見ると赤ちゃんの頭が出てきてる。「もう少しだ、がんばれ」「膝を広げて、ハイ!」
「ママ、ママ」「すごい、すごい」……。

「10時32分ですね、おめでとうございます。」
助産婦さんが云ったその昼には、用意してくれた昼飯を母ちゃんも一緒に、あの円卓で家族そろって食べた。結局、一泊だけして次の日の午後3時には、美唄に自宅に帰ってきたのであった。

ああ、これから新しい暮らしが 始まるんだなあ。
息子よ、よく来てくれた。よろしくな。
かあちゃん、ありがとう。あなたは、ほんとにすばらしい。

おんぎゃーー
ブログ「つくったり、そだてたり」2008.07.09
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※とても暑い日でしたね。産まれたての長男を抱きあげたとき男の子はやっぱり違うんだなと思いました。